円滑に仕事をする鍵は、チームワークです。

2004年入社

港運部

齋藤 義行

YOSHIYUKI SAITO

互いに信頼があるからこそ
滞りなく作業を進められる

仕事において何より大切なのは“チームワーク”です。私が働く港運部では、製紙メーカーや建材メーカーが扱うウッドチップの荷役作業や保管・搬出を行っています。入港する船は年間100隻。千トン規模の内航船もあれば、4万トンの貨物を積んだ外航船もやってきます。そのすべての荷揚げ作業計画や貨物の保管・出荷管理など、一連の業務を担当しています。どれも欠かせない大切な業務ですが、何よりも仕事の醍醐味を味わえるのは「荷揚げ作業」です。北米や東南アジアからやってきた大型船ともなると、荷揚げに最大6日間かかることも! 綿密な作業目標を立て、チーム一丸となって業務にあたります。無事作業を終えた瞬間は、「やったぞ!」と思わず歓声を上げたくなるほどの充実感と達成感が勤続何年経ってもありますね。

数カ月先を見据えながら
現場を動かしていく

チームで荷役作業を終えたあとは、ウッドチップの保管に頭を悩ませることがしばしばあります。保管ヤードの広さは4万5000㎡。数字で表すと広く感じますが、驚くほどすぐに埋まってしまいます。またウッドチップは何種類もあるので混ざらないようにするなどの配慮も欠かせません。何より大切なのが、「数ヶ月先まで荷物の状態を読む」こと。日々船が入港してくるので、ヤードの貨物が過剰で荷揚げができないとなれば大問題です。私たちが扱っているのは、すべてお客様のものです。だからこそ、大切に取り扱うのはもちろん、常に状況を把握して出荷・運送の手配まで滞りなく遂行することが求められます。今でこそうまく仕事を回せますが、初めは四苦八苦しました。一つ一つ着実にこなして経験を積んだことで、現在があると思います。

毎日丁寧に仕事をすることで
大きな糧となっていく

経験は大事ですが、経験を積むのは一人ではなかなかできません。特に機械類にはさまざまなものがあり、技術を習得するのには時間も労力もかかります。例えば、私自身も大型クレーンの操縦が上達せず、先輩方のフォローがあってやっと一人前になれたことに感謝しています。私が入社したいと思ったキッカケは、「クレーンやフォークリフトを操縦してみたい」という単純な動機でした。初めて会社訪問をした際は、巨大な船や重機、山のように積まれたウッドチップなど、想像以上の現場の迫力に驚き、感動しましたね。「ここで働くんだ!」という気持ちが高まりました。憧れがスタートでしたが、その強い気持ちがあったからこそ、失敗や挫折に惑わされず日々真剣に取り組めたのだと思います。きっと今まで知らなかった新しい扉が開かれると思いますよ。

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